ActiveImage Protector のパーソナルユーザー向け製品

ActiveImage Protector 4は、ハードディスク内のシステムOS、アプリケーションやデータもまとめて、イメージファイルとして、Windowsを停止せずにバックアップ(ホットイメージング)できるツールです。使用済みセクターのみをバックアップするスマートセクター技術によって、高速かつ最小容量のバックアップが可能です。ハードディスク全体のバックアップに加えて、前回からの変更部分だけをバックアップする「増分バックアップ」機能もにより、短時間でバックアップが済みます。さらに、独自開発した「重複排除圧縮」機能により、バックアップ容量が元データの半分くらいに圧縮されますので、バックアップ容量が大幅に軽減されます。 イメージファイルの保存先は、内蔵、外付けのハードディスクの他、NASなどのネットワークストレージ、USBメディアへの保存も可能です。

バックアップ機能

保存先の容量を大幅に縮小できる重複排除圧縮機能 (IDDC)
バックアップ時にデータブロックの重複を排除する機能を実装しています。ボリュームやディスクをバックアップ時にインラインで重複排除圧縮したイメージファイルの作成が可能です。重複データが大量にある仮想環境やアップデートを長期間繰り返してきた環境で、ActiveImage Protectorを使えば、それらの重複部分を効率的に排除できます。イメージファイルの圧縮率は劇的に高くなり、保存先の消費容量を大幅に節約できます。重複排除圧縮使用時でもバックアップ速度は従来から大きく変わることはありません。(当社実測値:11.7TBのデータで約38時間)別途ソフトウェアを購入したり、重複排除機能を搭載した高価なストレージを用意したりする必要はなく、特別な設定や操作も不要です。
稼動中のWindowsマシンをバックアップ(ホットイメージング)
バックアップは使用中のOS/アプリケーション/ファイルの全てを含めてオンラインでおこなう、ホットイメージングです。WindowsのVSS(Volume Shadow Copy Service)と協調してホットイメージングをおこないます。
シャットダウン状態のマシン全体をバックアップ(コールドイメージング)
出荷前のクリーンな状態(Windowsのインストール直後など)のバックアップイメージを作成することができます。ActiveImage Protectorの製品メディアを使ってコンピューターを起動し、シャットダウンした状態のシステムボリュームをバックアップ可能です。また、障害発生時に後で調査するために状態を保存しておきたい場合などにも大変便利です。
最小容量かつ高速なスマートセクターバックアップ
使用済みセクターのみをバックアップするスマートセクター技術を使用していますので、バックアップ容量が最小で済み、バックアップも高速です。
高速な増分バックアップ
増分バックアップは、前回のバックアップ以降の変更点を保存していきます。復元には基本バックアップイメージに加え、復元したい時点までの全ての増分バックアップイメージが必要ですが、各増分バックアップで必要な時間と容量は、前回からの変更分だけで済むので高速で効率的です。ActiveImage Protectorではデータ変更のトラッキング用のフィルタードライバーを独自に開発し、更に高速な増分バックアップをおこないます。
リコンサイル機能(継続的増分バックアップ)
リコンサイル機能により、増分バックアップイメージファイルの破損を検出すると、有効な増分バックアップイメージファイルをベースに、増分バックアップイメージファイルを自動生成しますので、増分バックアップを正常に継続できます。
バックアップイメージの暗号化
パスワード保護とAESの256ビットの暗号化に対応していますので、バックアップされたファイルは安全に保護されます。
不良セクタースキップ機能
ディスク上に読み取れない不良セクターがあってもエラーを無視してバックアップを継続できる、「セクターベース」のバックアップならではの機能です。一部が壊れた状態であっても不良セクター以外の無事な部分を取り戻すことができます。
USBスマートディテクト(検出)機能
保存先に指定したUSBハードディスクを外したためにスキップされたスケジュールがあった場合、USBディスクの再接続時にすぐにバックアップを実行できる機能です。複数台のUSBハードディスクを使用している場合でも自動的に追尾してバックアップをおこないます。
マルチディスクイメージファイル機能
「重複排除圧縮機能」の効果を高めるための「マルチディスクイメージファイル」を採用しています。従来はボリュームまたはディスク単位でイメージファイルを作成していましたが、作成するバックアップイメージファイルを1つにすることで、より効果的に重複排除圧縮をおこなえます。
コマンドライン実行可能(コマンドライン版を用意)
コマンドラインやコマンドファイル内で各種パラメーターを設定して起動できます。お客様が社内で運用管理ツールを使用している場合、ActiveImage Protectorによるバックアップを統合できます。
Windows上からLinuxのExt2/3/4 パーティションのスマートセクターバックアップが可能
Windows/Linuxのマルチブート環境でも、Windows上のActiveImage Protectorで全て対応できます。
様々な保存先に対応(ローカル、ネットワーク共有フォルダーなど)
NAS、SAN(ファイバーチャネル)、USB、FireWire(IEEE 1394)、eSATA、ネットワーク共有フォルダーなど、状況に合わせて最適な保存先を選択することができます。

バックアップオプション

オフサイトレプリケーション機能(遠隔地データ保存機能)
バックアップイメージファイルを、遠隔地のWANネットワーク上の共有フォルダーやFTPディレクトリへレプリケーション(複製)できます。イメージファイルの複製を分散させることにより、イメージファイル保存先の障害や破損にも対応できます。レプリケーション先は、バックアップタスクごとに、最大3サイトを指定することができ、レプリケーション時の複製方法も選択できます。レプリケーション機能の保存先としてWebDAV、セキュリティの高いSFTPとクラウドストレージに保存できます。
バックアップのスケジュール化と世代管理
バックアップの実行を、1回のみ、週単位、月単位でスケジューリングできます。また、世代管理機能を使用して、指定した世代(バックアップイメージのセット)以前のバックアップイメージを消去することで、ストレージ容量の消費を節約することができます。初回のフルバックアップ作成以降のバックアップを、増分イメージの作成のみとしたバックアップスケジュールも可能です。 また、保存先をUSBディスクにしてローテーションなどをおこなう場合、保有ポリシーによる旧世代削除のタイミングを指定による容量不足への対応、一つのバックアップスケジュールに保存先として複数の異なるUSB デバイスを指定したUSBスマートディテクト機能を使用できます。
スロットリング機能
他の業務タスクと同時にバックアップをおこなう場合、スロットリング機能でバックアップタスクの負荷調整ができます。 ネットワークストレージを保存先にしている場合など、同一ネットワークへの負荷が問題になるときに、負荷を抑えながらバックアップできます。
バックアップ時のネットワーク帯域制御機能
ネットワークストレージを保存先にしている場合など、同一ネットワークへの負荷が問題になる時に負荷を抑えながらバックアップできます。
スケジュールの一時停止
一時的に増分バックアップのスケジュールを停止して、増分情報を保ったまま再開できます。以前のバージョンでも、停止-再開時にはリコンサイル機能により増分バックアップが途切れることはありませんでしたが、再作成のための時間がかかりました。この機能により再開時の時間は通常の増分作成と同じになります。
バックアップの再開
スケジュールされたバックアップが何らかの理由で実行されなかった場合、実行可能になった後に、バックアップを再開します。例えば、バックアップ設定時間に電源が切れていた場合、再起動時にバックアップが実行されます。
シャットダウン時の自動バックアップ
毎日の就寝前や外出時などでPCをシャットダウンする際に意識せず、短時間でバックアップすることができます。

復元機能

ディスクイメージベースによる高速で確実な復元
ハードディスクなどの障害によりシステムが壊れると、OSの再インストール、アプリケーションの再インストール、データの復元といった、面倒な作業が常識となっていましたが、AcitveImage Protectorは、セクターベースのディスクイメージングですので、バックアップイメージファイルをウィザード形式で復元するだけで済みます。増分ファイルを復元する場合でも最新のバックアップファイルを選択するだけで、個々に指定する必要はありません。
BMR(ベアメタルリカバリー)を短時間で実行
新しいハードディスクへバックアップイメージを復元する場合でも、高速な復元エンジンにより、短時間でボリュームの復元を完了します。ベアメタルディスクに対して、初期化とパーティションの作成がおこなえます。
Linuxベースの復元環境、AIPBEを同梱
ActiveImage ProtectorのLinux版を使った起動環境(ActiveImage Protector Boot Environment)を提供しています。これにより、ディザスターリカバリーをおこなったり、コールドバックアップをおこなうことができます。
Windows PE 復元環境を作成可能
ActiveImage Protectorでは、Windows PE 復元環境作成ウィザードにより、Windows ADK/AIK を使用して Windows PE ベースで カスタマイズ可能なWindows PE 復元環境(AIPBE)が作成できます。Windows 10 および Windows 10 Anniversary Update の ADK にも対応しています。
USBメモリ、USBドライブ、ISOファイル、光学メディアで起動する復元環境を作成
製品メディアの他にユーザー自身で>USBメモリ、USBドライブ、ISOファイル、光学メディアで起動する復元環境を作成できます。製品メディアでは対応していないハードウェアを使っている場合に独自のドライバーを組み込んだ復元環境を作成できます。また、光学メディアドライブのないノートPCなどでもUSBドライブを使うことでベアメタルリカバリーが可能です。
AIPBEのプリブート起動
メディアなしでAIPBEをハードディスクから直接起動できるプリブート機能が使用できます。光学ドライブやUSB端子がないタブレットPC単体でも復元作業をおこなえます(無償のHyper-V Server、Server Coreは除く)。
GPTボリュームの復元
従来は、uEFIシステムの復元はディスク単位でおこなう必要があり、GPTボリュームを単体で復元する場合はMBRディスクとして復元していました。ボリューム単位での復元でもGPTボリュームとして復元して、OSを起動させることができます。
マルチソース、マルチターゲットリストア
複数のイメージファイルから柔軟なボリュームレイアウトでリストアができます。例えば、複数の増分ファイルから異なる時点のボリュームを同じマシンに各々復元したり、復元するシステムとは違うマシンのイメージファイルからデータボリュームを復元することができます。
イメージファイルを別のハードウェア構成の仮想/物理マシンに復元可能
A.I.R.(※)によって取得したイメージファイルを別のハードウェア構成の仮想/物理マシンに復元して起動が可能です。また、ディスクのみでなく、ボリュームの復元時にもAIRを使用できます。
※A.I.R.(Architecture Intelligent Restore)とは物理マシンと仮想マシンの間での移行が簡単におこなえるようにした技術です。
起動設定の修復
起動環境上でMBRのBCDを修正する機能を追加しました。Vista以降のパーティション構成でうっかり起動パーティションをバックアップし忘れたり、C:ドライブのみの復元をして起動できなくなってしまった場合にBCDを修復して起動可能にします。
シュリンクオンザフライ機能
NTFSのボリュームの縮小復元が可能です。例えば、用意した代替ハードディスクの容量が復元元のボリュームサイズよりも小さい場合でも、縮小して復元できます。
ボリュームサイズを指定して復元可能
ボリューム単位の復元で、ボリュームサイズを拡大あるいは縮小して復元する際にサイズを指定できます。(NTFS のみ)

仮想環境への対応

仮想環境のサポート
V2P(仮想→物理マシン)、V2V(仮想→別の仮想マシン)、P2P(物理→別の物理マシン)とP2V(物理→仮想マシン)をサポートしています。
仮想変換ユーティリティ
イメージファイルから仮想ディスクへの変換をおこないます。この際、仮想マシンで起動するように処理します。VMwareのVMDK形式、Hyper-VのVHDに加えて新しい仮想ディスク形式、VHDX 形式への変換ができます。
ハードディスクのP2V(物理から仮想)の直接変換
ハードディスクを直接VMDKに変換できます。イメージファイルを介さないことでP2Vの作業時間が短縮できます。

スナップショットドライバ―

Microsoft社標準のスナップショットドライバーを使用
スナップショットドライバーとしてmicrosoft社標準のドライバー(volsnap)を用いるため、新たなドライバーを追加する必要はなく、ドライバーのコンフリクトを心配せずに運用することが可能です。
複数ボリュームの同時スナップショット化
データベースが複数のボリュームにまたがっている場合、単純にバックアップイメージを作成しても正確な復元ができません。これは、ボリューム毎のバックアップ開始時間に差が生じてしまうと整合性の取れない状態のバックアップイメージが作成されてしまうからです。こうしたバックアップイメージを復元するとデータベースの整合性が取れず、矛盾が発生してしまいます。ActiveImage Protectorは、全てのボリュームのスナップショットを同時に作成できるため、このような問題を解決することができます。

イメージファイル管理

イメージエクスプローラー機能(フォルダー/ファイルごとの復元)
ActiveImage Protectorで作成されたバックアップ イメージファイルを、Windowsエクスプローラーで直接開くことができます。これにより、通常のエクスプローラーの操作でバックアップイメージ内のファイルの一覧表示やコピーが可能になり、フォルダーやファイルごとの復元が可能です。
増分/差分バックアップをまとめるコンソリデーション(合成)バックアップ
複数の増分バックアップを1つにまとめて、増分ファイル数の増加を抑えることができます。ベースイメージに増分イメージを結合することもできます。
バックアップシリーズファイルを1つにするアーカイブ(統合)バックアップ
増分バックアップとフルバックアップイメージ(ベースイメージ)を合わせて別の1つのイメージファイルに統合して保存できます。その時の状態をひとつのイメージファイルとして取り扱えるためバックアップイメージの管理がしやすくなります。

操作性

新規GUIを提供
タスク、ログ、スケジュールやディスク情報を管理できるダッシュボード画面が用意されています。また、バックアップ/復元ウィザードが刷新され、作業がより簡単に効率的におこなえます。検証、結合、アーカイブ作成、仮想ディスクへの変換などの操作を行うイメージ管理も搭載し、さらに使い易くなりました。

その他

新規OSへの対応
Windows 10 Anniversary Update, Windows 10に対応しています。
最新のuEFIマザーボードに対応
ディスクメタデータの保存オプションを有効にしたバックアップとリストアにより、uEFIブート環境に完全に対応しています。また、AIPBE(Linux 起動)、プリブート機能がuEFIネイティブモードに対応しています。
RAID構成のバックアップに対応
RAID構成のハードディスクの バックアップも可能です。
メール通知機能
スケジュールバックアップの成功または失敗に関する情報をメール通知で送信するように設定できます。SSL/TSLが必要なメールサーバーに対応しています。
アップデート通知、オンラインアップデート機能
インターネット経由で定期的なアップデートの確認とその適用が可能です。
テクニカルサポート
ActiveImage Protectorは自社開発製品ですので、テクニカルサポートは、開発チームと連携して、お客様からの質問にできるだけ早く回答できる体制を整えています。